青山通りから、表参道へ2007 — 2015

青参道アートフェア・参加会場の記録

2015年 hpgrp GALLERY TOKYO|参加会場の記録

hpgrp GALLERY TOKYOは、青参道アートフェア2015の参加会場に名を連ねていた。この会場の個別展示についての記録は部分的で、出品作家、作品点数、展示構成の詳細は不明だった。

窓から柔らかな光が入る、白い壁の展示空間
展示空間のイメージ

012015年の参加会場

第9回の青参道アートフェアは、ショップやカフェ、ギャラリーを作品の展示会場として用いた。hpgrp GALLERY TOKYOは、その参加一覧に記された会場のひとつだった。青参道一帯に加えて青山、表参道、原宿など約40店舗が加わり、40組以上のアーティストが紹介された。

フェアはひとつの大きな建物に作品を集める形式ではなく、街の中にある複数の場を巡る構成だった。それぞれの会場が異なる表現への入口となり、通りを歩く時間と作品を見る時間がつながっていた。

02フェア全体を構成した人々

2015年の全体案内では、坂井俊之がhpgrp GALLERY TOKYOの名前とともにディレクターの一人として記されていた。同じくhpgrp GALLERY TOKYOの名前が添えられた戸塚憲太郎は、監修として紹介されていた。

ディレクターには鈴木一成、松本綾子、宮下和秀も名を連ねていた。これらはフェア全体に関わる役割の記録だった。個別会場での出品作家や作品名を示す一覧とは、別の情報だった。

03「LOVE and PEACE」という問い

2015年のテーマは「LOVE and PEACE」だった。愛と平和という言葉を時代の中で捉え直し、使い古されたように見える標語がなお働くのかを問い、その手掛かりをアートへ求める趣旨が語られていた。

案内文は、50年前の時代の空気と、未来として描かれていた2015年を結び付けていた。作品を紹介するだけでなく、訪れた人がその時代と身近な生活の関係を考えるための言葉が、フェア全体に添えられていた。

04作品との出会いを街へ

青参道アートフェアは、現代アートを身近に感じてもらい、若手現代アーティストの作品を購入する楽しみを知ってもらうことを目的としてきた。作品の前で立ち止まり、自分が何に関心を持ったかを考える機会が、店内や路地の動線に組み込まれていた。

2015年の会期は「2015 年10月15日(木) ~ 10月18日(日)」と示されていた。hpgrp GALLERY TOKYOの参加は、その年の会場の広がりと、フェア全体に関わった人物の役割の両方から確認できた。