01写真を撮ることと伝えること
テラウチマサトは1954年富山県生まれと紹介されていた。写真家の創造性を生かした幅広い活動を行い、写真雑誌「PHaT PHOTO」の発行・編集や写真教室の運営に関わっていた。
この参加紹介では、作家の仕事を一枚の写真を制作することだけに限らず、写真を伝え、共有する活動も含めて説明していた。会場の作品について具体的な題名や点数を示す一覧はなく、経歴と主な展示歴が中心になっていた。
02個展に現れた題名
2014年の個展として「トリノと5つの村」、2013年には「パリから帰った富士山」が記されていた。2012年には「POWER FUJI」と「REAL FLOWER SA-KURA/桜-神の座する風景」、2011年には「おいしい秘密」「Beautiful scenery」が挙げられていた。
2010年の「島姉妹」、2009年の「タヒチ 海と陸、昼と夜の間」、2006年の「Question」も紹介されていた。これらは会場の展示題名ではなく、作家の過去の個展歴だった。
03グループ展の記録
2012年にはパリでの「浮世絵展示会」、2011年には「桜の記憶」や「Qで撮る!」、2010年には「シークレット」が記されていた。「桜の記憶」の発表先にはニューヨークフォトフェスティバル2011、TOKYO PHOTO 2011、リコーリングキューブが挙げられていた。
同じ題名が複数の発表の場に連なり、個展とグループ展、国内と国外の両方へ作品を示してきた歩みが紹介されていた。
042014年の写真の入口
2014年10月23~26日の青参道アートフェアは、写真を中心に作品と出会う「Focus Photography」という構成だった。写真は日常の中で広く目に触れる表現であり、そこから何を読み取るかが、作品を楽しむ鍵として語られていた。
Epoi roomは、この年の参加会場としてテラウチマサトを紹介した。ショップの空間を作品を見る場へ開いたフェアの中で、作家の撮影、出版、発表の背景を知る入口となる参加記録だった。
