01写真に焦点を当てた理由
この回では、若手現代アーティストの作品を購入する楽しみを、さらに気軽に知ってもらうために写真へ焦点を当てた。写真は雑誌やポスター、スマートフォン、パソコンなど、日常の多くの場面にある表現として説明された。身近な視覚表現からアートの楽しみ方を考える構成だった。
企画文は写真の「記録と伝達」という働きに触れながら、写されたものから何を読み取り、どのように感じるかを鑑賞の鍵としていた。家族の写真、報道写真、アート写真を挙げ、イメージの受け取り方に見る側の関わりがあることを示した。少し立ち止まって写真の世界に思いを向ける姿勢が語られた。
022014年の概要
名称は「青参道アートフェア2014 -Focus Photography-」、会期は「10月23日(木) ~10月26日(日)」と記された。対象エリア・会場は青参道一帯の店舗のほか青山、表参道、原宿など約30店舗、出展者は40組以上のアーティストと紹介された。
メインイメージはHayato Wakabayashiによるものと記された。また、5名のディレクターが写真作品を中心にアーティストを紹介する構成が説明された。展示に加えて、トークイベント、ワークショップ、ツアーなども内容として挙げられ、写真をさまざまな角度から見る入口が用意されていた。
03店の空間と写真
フェアは前年までと同様に店舗スペースを会場とした。写真が生活のなかにある表現だという主題は、店を使う展示形式と重なっていた。服や家具、食事などに関わる場所で写真を見ることは、作品を特別な場所だけに置く発想とは違う関係を生んだ。
写真への焦点は、見るべき答えを一つに絞ることではなかった。何が写っているかに加えて、そこから何を感じ取るかが問いとして示された。作品を見て通りを歩き、別の店でまた作品に出会うという連続が、写真の印象を比べたり、自分の関心を確かめたりする時間になっていた。
042014年の参加ショップ
以下は2014年の参加ショップとして掲載された名称だった。
- Bazar et Garde-Manger
- Cafe Madu Aoyama
- crisscross
- DECOdeBONAIR
- Epoi
- Espace Louis Vuitton Tokyo
- FELLOWS
- ganzo(参加店舗)
- H.P.DECO
- H.P.FRANCE BIJOUX 表参道
- hpgrp GALLERY TOKYO
- io 青参道
- IOSSELLIANI T-02-IOS
- JAMIN PUECH
- Juana de Arco
- LAETHER & SILVER MOTO
- maison de CONCENTO
- MIHARAYASUHIRO
- OSKLEN
- SERGE THORAVAL
- soup of he(r)art
- THE BASEMENT
- TRICO FIELD
- UMiTOS tokyo aoyama
- Valmuer
- Wut
- 居酒屋 東京十月
- 水金地火木土天冥海
- 新生堂
- 利庵アーツコレクション
05紹介されたアーティスト
2014年の作家一覧には次の名前が掲載された。作家個人、グループ、共同制作の企画が並んでいた。
Rich、大和田良、テラウチマサト、名古根美津子、草野庸子、松藤美里、本池大介、本池作人、Min-Jeong Seo、斉藤亢、大森直、一井りょう、若林勇人、宇壽山貴久子、オリバー・チェン、 田口まき、Dominque Eddy Dubien、Sophie Delaporte、Massimo Leardini、Eatable of Many Orders+在本彌生、niŭ、Marco Vernaschi、PHaT PHOTO’s Group Show、Geo Bogunovich、Delphine Vaute、川久保ジョイ、大和田良、若林勇人、宮原夢画、嶋本丈士、Christophe Coppens、Ante Vojnovic、三澤憲司、井上和好、基恆良、小山田邦哉、ウエノ ユーゾー、Group Show curated by Jennifer Armbrust & Hanna Fushihara Aron、Nathalie Lete (順不同)
