01参加一覧の中のHarold&Co
2015年のフェアには、青参道一帯に加えて青山、表参道、原宿など約40店舗が参加した。Harold&Coも、その一覧に並んだ会場のひとつだった。同じ年の全体案内は、40組以上のアーティストを紹介する規模を示していた。
参加先が街の各所に分かれたことで、来場者はひとつの展示室を順番に回るのとは違う歩き方で作品を巡った。店内で過ごす時間と、次の会場へ歩く時間の両方が、フェアの体験を形作っていた。
02カフェやショップとアート
青参道アートフェアは、ショップやカフェがアートを飾る会場になるという形式を特徴としていた。2015年の紹介でも、普段の店内に作品が置かれ、現代アーティストの表現を楽しむ場となったことが説明されていた。
街の路地を歩いて別の扉を開くことが、異なる作家に出会うことへつながっていた。ギャラリーという名前の場だけでなく、様々な参加会場が同じフェアの中に並ぶ構成だった。Harold&Coの記録も、その街の参加一覧の一角を示していた。
03写真に焦点を当てた前年とのつながり
前年の2014年には「Focus Photography」が掲げられていた。写真の記録と伝達という性質に注目し、そこから何を読み取り、何を感じるかを、作品を楽しむ鍵として説明した年だった。これはフェア全体の前年のテーマで、Harold&Coの個別展示を示した内容ではなかった。
2015年にはテーマが「LOVE and PEACE」となり、愛と平和という言葉を再び考える手掛かりをアートへ求める趣旨が示された。店舗を会場とする形式を続けながら、全体の問いは年ごとに置かれていた。
042015年の期間と記録
2015年の会期は「2015 年10月15日(木) ~ 10月18日(日)」と示されていた。第9回にあたり、街にアートの賑わいを生み、現代アーティストの作品を楽しんでもらうことが目的として記されていた。
青参道アートフェアは、作品を購入する楽しみを知ってもらうことにも取り組んでいた。作品との距離を近付けるために、街の店内を入口としていた点が、参加会場の一覧とともに伝えられていた。
