01宮島亜希のモチーフ
宮島亜希は滋賀県出身で、京都芸術デザイン専門学校を卒業した。2013年の紹介では、女性、植物、動物のイラストを中心に制作してきたことが記されていた。アパレル、雑誌、広告、CDジャケット、携帯コンテンツ、ライブペインティングと、活動は様々な媒体に広がっていた。
活動歴には1979年生まれと記され、2002年 3月のneutronでの「Aki Miyajima Exhibition」が初個展として紹介されていた。2008年 6月の「遥花-haruca」、2011年 7月のポートランドでの個展、2012年 6月の「colorless」なども挙げられ、国内外での発表の歩みが示されていた。
02色彩で印象を形にしたカトーフレンド
カトーフレンドは、モチーフの印象を透明感のある色彩で表現する作家として紹介された。パターンや文字を作品に組み込むこともあり、幻想的な表現とメッセージを結び付けた制作を行っていた。1984年生まれという略歴に続き、展示、雑誌、音楽、広告などの仕事が並んでいた。
2013年の展示には「カトフレ / KA TO FU RE」「LUMINE meets ART」「Cat’s ISSUE」「MY BEST FOOD」「METAL DEEP SEA」が挙げられていた。2012年には「FANTASTIC DAYS 2012」「FERTILE SOIL」「pineapple juice」などがあり、作品を発表する場もひとつに限られていなかった。
03展示と日常の媒体のあいだ
二人の紹介には個展やグループ展だけでなく、出版物や店舗のディスプレイ、音楽に関わる仕事も含まれていた。作品が独立した展示の場へ置かれる一方、暮らしの中で目にする視覚表現にも関わっていたことが、共通する背景として読み取れた。
宮島亜希ではモチーフの種類、カトーフレンドでは色彩とパターンの扱いが説明されていた。
04展示と出版に広がった活動
宮島亜希の2013年の発表には、2月のTAMBOURIN GALLERYでの二人展「世界中の炭酸がすべて抜けてしまうくらいの ため息。」が記されていた。2011年 9月には「Free Style Beauty Work」へ参加し、個展に加えて他の作家と並んで発表する機会も重ねていた。
カトーフレンドの2011年の展示には「forest」「ANIMAL COLLECTIVE」があり、2010年には「BEGINNING! BEGINNING!」や「Here is ZINE Tokyo」が記されていた。雑誌や書籍の仕事としても複数の媒体が挙げられ、音楽のジャケット制作やライブペインティングなど、展示の外にも作品が広がっていた。
二人の活動歴は、イラストレーションが本や雑誌の紙面に限らず、個展の空間、商品の図柄、街のウィンドウなどにも置かれていたことを伝えていた。Aoでの作家紹介には、そのように異なる場へ表現を展開した歩みが背景として添えられていた。
052013年の会場記録として
個別の展示作品名や作品点数については詳しい記載がなかった。青参道アートフェアの会場はショップやギャラリー、カフェなどに分かれ、作家の仕事へ触れる入口が街の中に用意されていた。この参加記録は、2013年のその一角を示したものだった。
