01「Infinite Energy」と展示
当時の紹介は、高さ8.5mに及ぶ大作「Infinite Energy」に触れていた。作品の規模と、エネルギーを主題とする展示の考え方が、簡潔な言葉で示されていた。ここでのエネルギーは作品を説明する芸術上の主題として用いられた言葉だった。
新作7点を含む8点という数字は、この展示の説明に記されたものだった。
02「WAVE UFO」と「Oneness」
森万里子の略歴では、2005年のヴェネツィア・ビエンナーレに出品されたインタラクティブ・インスタレーション「WAVE UFO」が取り上げられていた。その作品は、オランダのグローニンガー美術館で開かれた個展「Oneness」でも紹介されたと記されていた。
「WAVE UFO」は、その後デンマークのアロス美術館、ウクライナのピンチュックアートセンター、ブラジルの複数都市にあるブラジル銀行文化センターを巡回したと説明されていた。これらは作家の過去の活動の紹介であり、2013年の当会場に同じ内容が移されたという説明ではなかった。
03当時紹介された経歴
作家の大型インスタレーションについては、ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスなどで展示された経歴が記されていた。紹介には、1997年の第47回ヴェネツィア・ビエンナーレでの優秀賞(Menzioni d’Onore)と、第8回日本現代藝術奨励賞も含まれていた。
国際的な発表歴は、展示で取り上げられた作家の背景を示すために添えられていた。
第8回日本現代藝術奨励賞は、日本文化藝術財団から日本の現代芸術分野の有望なアーティストや研究者へ贈られる賞として説明されていた。国際的な展示歴とともに、日本での評価も作家の歩みに添えられていた。
04大型インスタレーションの発表先
当時の略歴では、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ、パリのポンピドゥ・センター、ミラノのプラダ財団などで大型インスタレーションが展示された経歴が紹介されていた。ニューヨークのブルックリン美術館、シカゴ現代美術館、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー、ロサンゼルス・カウンティ美術館も挙げられていた。
「WAVE UFO」が巡回した先として紹介されたブラジル銀行文化センターは、ブラジリア、リオデジャネイロ、サンパウロの各都市にあった。作品を通して異なる地域や展示空間を結んだ活動が、2013年の参加作家を知る背景として伝えられていた。
2013年の会場紹介では、ガラス張りで自然光が入る空間が、表参道に浮かぶ空中庭園のようだと表現されていた。大きな空間の中で「Infinite Energy」が紹介され、新作7点を含む8点という展示の輪郭が示されていた。
05街のフェアの一会場
青参道アートフェアでは、ショップやギャラリーの空間を巡りながら、それぞれ異なる表現に出会う構成が採られていた。エスパス ルイ・ヴィトン東京は、2013年のその参加会場のひとつとして記録された。
同じ会場の2014年の参加紹介では、ソ・ミンジョンが取り上げられていた。会場名が同じでも、紹介された作家や制作の主題は年ごとに異なっていた。
