青山通りから、表参道へ2007 — 2015

青参道アートフェア・参加会場の記録

2013年 ganzo(参加店舗)|我喜屋位瑳務

青参道アートフェア2013のganzo(参加店舗)では、我喜屋位瑳務(nada art gallery)が紹介された。アメリカのアクション映画、ホラー映画、アメコミなどのサブカルチャーに着想を得た制作が説明されていた。

窓から柔らかな光が入る、白い壁の展示空間
展示空間のイメージ

01映画やコミックを背景とした表現

我喜屋位瑳務は1974年沖縄県生まれ。装画、雑誌、アパレル、広告、ウェブコンテンツ、ZINEなど、幅広い媒体で活動していた。音楽に関わる視覚表現も手がけ、GREAT3のヴィジュアル全般を担当したことが当時の紹介に記されていた。

作品の背景として挙げられたのは、映画やコミックのイメージだった。娯楽として親しまれた視覚文化を、独自の作品へつなげていたという紹介であり、特定の映画の場面をこの会場に再現したという説明ではなかった。

022010年から2013年の個展

2010年には「暗黒宇宙特攻隊VS悪魔大統領」と「少年・秘密手帖」という個展が記されていた。前者はガーディアン・ガーデン、後者はDigmeout Art&Dinerでの発表として紹介された。

2012年にはTambourin Galleryでの「DARK SIDE」、2013年にはVACANTでの「X」が挙げられていた。2013年には「最高記念室エキジビション『最高記念室』」も掲載され、個展と企画展の双方で活動していたことが示されていた。

03紙、音楽、動くイメージ

仕事の記録には、雑誌へのイラスト提供や書籍の装画、音楽作品のジャケット、ミュージックビデオの制作やカットイラストなどがあった。ライブペインティングも含まれ、印刷物から動くイメージ、その場での制作まで表現の幅があった。

2009年には第1回「1_WALL」展のグランプリを受賞したと記されていた。2008年の第2回ノート展の伊藤桂司賞も紹介されていた。

042013年の参加として

ganzo(参加店舗)の記録は、我喜屋位瑳務の作家紹介と活動歴を中心としていた。

青参道アートフェアでは、街のショップがアートを飾る会場になった。いつもの路地や店内で、映画、音楽、出版などにも関わる作家の仕事に触れる機会が生まれていた。